公益財団法人 日本訪問看護財団 様より

感染防護具セットをいただきました。

在宅医療・介護現場支援プロジェクト

在宅医療・介護現場への感染対策支援

テレビで見る、医療関係者の方々が身にまとってる防護服。

在宅生活を維持するため

感染を予防することには気を張っていますが、

いつどうなるかは誰にもわかりません。

今回頂いた、防護服一式。

あるだけで、少し不安がなくなった気がします。

ありがとうございました。

 

 

 

本日、5月20日(木)富山駅裏にある

冠水公園にお散歩に行ってきました。

呼吸器をつけていますが、

暑いと息苦しさを感じることもあり

今日みたいな曇り空だと。呼吸も楽です。

胃ろうより水分補給をしている様子です。

胃に優しいように、あったかいコーヒーをいただきました。

2020年2月14日(金) 13:30頃
外出先の車内で、呼吸困難となりヘルパーが呼んだ救急車で緊急搬送されたらしい。
酸素を吸えず、窒息死が一瞬頭をよぎった時には意識が飛んでいた。
目が覚めた時には、病院のICUのベットの上
口からは人工呼吸器が挿入されていて口が異常に乾いていた。
あ、声が出せない
事態を把握するのに少し時間が必要だった。
週末ということもあり、先生方もお休みの為治療という治療はなく
数日は喉の渇きと高熱との戦いでした。

2020年2月19日(水)10時頃
気管支鏡検査をすることになった。
理由は、肺のCTで影があったとのことで、水なのか痰などの異物なのかまたその分泌物を採取して
菌の種類を確認する必要があるとのこと。
ウトウト意識がもうろうとさせて挑む方がほとんどだと説明を受けた
しかし、本日午後から気管切開手術を控えてるので答えは一つ
意識がある状態で気管支鏡検査をします、しかなかった。
胃瘻造設を去年7月にしたが、その痛みは想像を絶する痛みでこの痛み以上はなかなかないだろうと思っていた。
液体が目に入ると危険だからと言う理由で、目をガーゼで隠された。
普通の人は、辛かったら手を挙げて教えられるが、私はALS患者。
手足は動かない、かすかに動く指先と首、あとは口と目と表情筋しかない。
目を隠されて覚悟を決めた時、カメラが付いた管が入ってきた、
一瞬で窒息状態に陥った、絶対酸素供給されてない、この状態で検査されたら死ぬ。
必死に首を動かした。
1人ヘルパーを横で待機させてて心からよかった。
ヘルパーが首を小刻みに振り続ける事態に先生に声をかけ、目を隠されてるガーゼをめくってくれたのだ。
口文字をしてもらい、伝えた。
「ヤメル、シヌ」
ヘルパーが再度先生方に伝えた。
「もうやめたい、無理、死ぬと伝えてます。他に方法ありませんか?!」
答えは、この検査以外に方法はない。しばらく、納得せざる得ない説明を受け再度挿入されることとなった。
痰が引けてる音がして、しばらく経ち検査が終わった。
心も身体も一気に疲弊していた。

2020年2月19日(水)14:15頃
予定通り気管切開手術が始まった。
今回の手術はさすがに意識ウトウトする形で挑んだが、一応ヘルパーを隅に待機してもらった。
たくさんの方からの応援メッセージを思い出し眠りに落ちた。
目が覚めた時には、口の中の唾液と喉の違和感と少しの痛みがあるくらいだった。
しばらく経ってヘルパーに伝えた。
「マスクをつけてた頃より呼吸が楽になってる」
もちろん声が出ないのでまばたきを使っての口文字で。
途中で、口を動かし声を出そうとしたらかすれて聞き取りずらいが言葉が出てることに気がつき
舌も動くので大きな舌打ちが以前と変わらずできることもわかった。
実際に気管にメスが入りカニューレが挿入されたのはほんの5分程だったとヘルパーから聞いた。
手術から、6時間後の俺

新たなステージでの人生スタートしてます。